【知識ゼロでOK】Symbol・XYMの将来性をかみ砕いて解説【良好】

  • SymbolXYMがどんなものなのか知りたい。
  • 仮想通貨XYMに投資した際の将来性はどう?
  • XYMの買い方は?どの取引所で買うのが吉?

実は、この記事で紹介するSymbol(シンボル)・XYM(ジム)を、きちんと理解しておく重要性が高まっています。
なぜなら、日本主導の世界に冠たる仮想通貨に成長する可能性があるからです。

とは言え、一般的には『NEM(ネム)が分裂した通貨だっけ?ホントに可能性なんてあるの?』という初心者が多いでしょう。

実は昔の私も、きちんと理解できていませんでした。プロフィールは以下のような感じです。

この記事では、SymbolやXYMがどんなもので将来性はどうなのか?を、仮想通貨の知識ゼロでも理解できるよう丁寧に解説。

お読みいただくと、Symbol・XYMへの理解を深め、投資家として優位性を持つことが可能です。

流し読みでも充分に有益かと存じます。ぜひ最後までご覧ください。
(※記事で使用している『仮想通貨』とは【暗号資産】のことを指します)

Symbol・XYMとは?【超基礎から丁寧に解説】

Symbol公式サイト

すでにSymbolやXYMの定義など基本事項を、ご存じの方へ。こちらをクリックして本題の『Symbol・XYMの将来性』に移動できます。

Symbol・XYMとは?超簡単に言うと、次のとおり。

  • Symbol:ブロックチェーンの名前
  • XYM:仮想通貨の名前

あまりにもざっくり過ぎるので、もう少し深く見ていきましょう。

Symbol:ブロックチェーンの名前

『Symbol』をきちんと定義すると、以下のようになります。

Symbol(シンボル)とは?

有名なNEMブロックチェーン(正式名、NIS1ブロックチェーン)の大型アップデートによって誕生したブロックチェーン。2021年3月にリリースされた。

とは言え『イヤ、しおかわさん。これだけじゃ、仮想通貨の知識の無い人には分からないでしょ』と感じるかもしれません。なので、下記を補足します。

ブロックチェーンとは?
どの順番に誰がどんな取引などを行ったのか?という記録データを、改ざんや削除などを防ぐために数多くのサーバーへ保存していく技術。
NEM(ネム)とは?
『NIS1』という名前のブロックチェーンを使って、非中央集権的な新しい経済圏をつくることを目指したプロジェクトの名前。
2015年3月にリリースされており歴史が深い。開発チームに日本人がいたことなどから、国内での知名度が上がった。

さて、ちょっとゴチャゴチャしてきたのでまとめます。めんどうな方は、以下のみ覚えてください。

Symbolとは、日本で知名度が高く歴史あるプロジェクト『NEM』のブロックチェーンを大幅アップデートしたもの。

ゆえに、NEMの次世代ブロックチェーンと表現されたりもします。

Symbol公式サイト
https://symbolplatform.com/

XYM:仮想通貨の名前

さて、続いて『XYM』とはどんなものなのか?を、おさえましょう。

XYM(ジム)とは?

Symbolの利用手数料や、ノード運営者などの報酬として使われるネイティブトークンの名前。

ネイティブトークン?何?という方は、普通の仮想通貨のことと思ってもらえばOK。

つまり、投資として売買するのは、この仮想通貨『XYM』ということです。

また『ノード』はITの専門用語ですね。こちら仮想通貨に関する場合、下記を意味します。

ノードとは?
ブロックチェーン関連のネットワークに参加しているコンピューターのこと。ノードの台数が多いほど、分散化が進んでおり、改ざんや災害などに強いと言える。
Symbolのノードは個人で運営しているものが多いです。なので、運営者同士の助け合いの中、コミュニティが発達しています。
この辺りは、大半のノードが企業運営であるビットコインやイーサリアムなどとの大きな違いです!

なお、『仮想通貨のコミュニティ』と言われてピンと来ない方は、以下の参考記事をご覧ください。

参考記事:
【仮想通貨】コミュニティとは何か?の初心者向けガイド

Symbol・XYMの将来性【2つの理由から良好】

Symbol・仮想通貨XYMの将来性【2つの理由で爆上げ】

結論、Symbol・XYMの将来性は良好と言えます。主な理由は下記の2つ。

  • 理由①:技術や機能がスゴイ
  • 理由②:愛され具合がスゴイ

それぞれ、解説します。

理由①:技術や機能がスゴイ

記事冒頭でもお話ししましたが、SymbolはNEMプロジェクトのブロックチェーンを大幅にアップデートした次世代版です。

実はこのNEMのブロックチェーン自体も、割とスゴイ機能を持っていました。

Symbolは、その次世代版ですから、かなりスゴイ機能を持っているわけです。

主なものを挙げると、下記のとおり。

  • ①標準装備の高セキュリティ
  • ②複雑な取引を設定→実行可
  • ③誰でも通貨を発行できる
  • ④元画像も守られたNFT発行

順番に、さくっと見ていきましょう。

①標準装備の高セキュリティ

Symbolの専用ウォレットでは、送金などに必要な秘密鍵を複数設定する機能を、普通に誰でも使えます。

この機能をマルチ・シグネチャーと言います。通常は、わざわざ別途、機能追加しないと利用できません。

要するに、Symbolは他のブロックチェーンと比べて簡単に高セキュリティを実現できるということです。これは明らかに優位性になりえます。

もちろん、Symbol専用ウォレットは無料で使用可能です。

②複雑な取引を設定→実行可

Symbolでは、本来ならプログラムを書く必要のある複雑な取引を、ウォレットのメニューから設定して実行できます。

例えば『大勢に一斉に送金する』とか『お客からの代金支払いとお店からのポイント配布を同時に行う』『AさんとBさんの取引の手数料をC社が負担する』など。

上記の機能を、『アグリゲートトランザクション』と言います。

アグリゲートトランザクションが簡単に使えることは、複雑な取引が必要な企業などに Symbolが普及する可能性を示します。

③誰でも通貨を発行できる

例えば『hoge.coin(ホゲコイン)』とか『fuga.ticket(フガチケット)』などを、Symbolウォレットを使って誰でも発行できるということ。

お店やイベント独自の通貨やポイント、投票券として使うことができ、実際すでに活用されています。

上記にように、Symbolを使って発行された通貨を『モザイク』と呼びます。

私も『ノド坂46』というSymbolノード運営者ユニットのモザイクを始め、さまざまなモザイクを持っています。

このモザイク発行の機能は、Symbolコミュニティの盛り上がりにつながります。そして、詳しくは後述しますが、コミュニティの盛り上がりはSymbol・XYMの将来性を高めます。

④元画像も守られたNFT発行

結論から言うと、Symbolの仕組みは、NFTの未来を支える可能性があります。なぜなら、証明書と元の画像の両方を分散記録できるからです。

まず、NFTがピンと来ない方は下記をご覧ください。

NFT(ノン・ファンジブル・トークン)とは?
直訳すると『非代替性トークン』。少しかみ砕くと『唯一性の証明付き電子データ』。
唯一である固有の識別子を、ブロックチェーンを使って付与した画像などのこと。

例えば、現在ですとアバターやゲームキャラの画像が主流ですね。

クリプトパンクス

NFTのさらに詳しい解説は、以下の記事をご参照ください。
NFTって何?わかりやすく答えると【唯一性の証明付き電子データ】

一般的なNFTの問題点【画像リンク切れ問題】

繰り返しになりますが、NFTは唯一性の証明書付き画像みたいなものです。

で、現状抱える問題ですが、証明書があっても元の画像が消えてしまう恐れがある点になります。詳細は以下のとおり。

  • 証明書:ブロックチェーンで分散記録されている→まず消えない
  • 元の画像:どこか一つのサーバーに置かれている→消えるかも!

証明書には、元の画像のリンクが貼られて表示されています。でも、画像が消えてリンク切れしたら、そもそも何の証明書なのか分からなくなってしまいますよね。悲しい…

Symbolなら証明書も画像も守られたNFTを発行可能

言い方をかえると、証明書も画像もブロックチェーンで分散記録されたNFTを発行できるということ。この構造を『フルオンチェーン(=オールオンチェーン)NFT』と言います。

フルオンチェーンNFTについては、次の記事で詳しく解説しました。
3分で分かる!フル(オール)オンチェーンNFTの仕組み【実物あり】

Symbolは下記の仕組みを使うことで、フルオンチェーンNFTを発行可能です。

  • NFT-Drive
  • COMSA※追記

まず『NFT-Drive』は、ボー太郎さんという有志のエンジニアの方が開発された仕組み。NFTの未来を変える可能性を秘めています。

NFT-Drive公式サイト
https://www.nft-drive.com/

一方、『COMSA』は2022年1月31日にオープンされたNFTマーケットプレイス。
フルオンチェーン(=オールオンチェーン)NFT売買の盛り上がりに寄与しています。

上記は、COMSAを提供しているテックビューロ株式会社CEO 朝山さんのツイートです。
COMSAについては記事後半の経済圏の項目で、もう少し深堀りしたいと思います。

COMSA公式サイト
https://comsa.io/

以上、Symbolの技術・機能面から見る将来性でした。続いて、愛され具合を見ていきましょう。

理由②:愛され具合がスゴイ

実は、Symbol・XYMの一番の強みはホルダーに愛されていることかもしれません。

なぜなら、次のような効果が生まれるからです。

  • 効果①:愛着からXYMのガチホ勢が増える
  • 効果②:Symbol・XYMの認知度が上がる
  • 効果③:新しいアイデアや機能が生まれる

順番に見ていきます。

効果①:愛着からXYMのガチホ勢が増える

仮想通貨に限らず株などでも同様ですが、ガチホールドする人が多い銘柄は強いです。長期的にジワジワと上げていく傾向があります。

当たり前ですが、売り手が少なくなるためです。

繰り返しになりますが、Symbol・XYMには、ホルダー(特にノード運営者)によるチームやイベントが数多くあります。そして、それに関わる人同士のつながりがあり、良い意味でSymbol・XYMに愛着を持っています。

チームやイベントとは、例えば以下のようなものです。
※ほんの一部になります

  • Symbol.xym ※SymbolのSNS
  • ノド坂46(のどざかじむ)
  • カケルヨコハマプロジェクト

Symbol.xym ※SymbolのSNS

10億円相当のXYM(2021/10時点)を所有し、ノード運営者でもある与沢翼さんが運営するSNS。

主に、Symbol発展とXYM普及のためのアイデア交換が行われています。

なお与沢さんは、世界有数の取引所『Bybit』にXYMの上場をお願いして実現させるという荒業(?)まで成し遂げています。

その他、与沢さんの活動については、入念にまとめて以下の記事で紹介しています。
与沢翼さんのシンボル・ジム活動の完全まとめ【本気の応援】

ノド坂46(のどざかじむ)

Symbolノード運営者のユニット。定期的に面白いイベントが企画されています。

ノド坂46公式サイト
https://nodezaka46.com/

ちなみに私は、上記メンバーのネムリスさん(@xym_nemに、委任ハーベストさせていただいています。

委任ハーベストとは?
Symbolウォレットからノードへの委任設定を行うことで、Symbolブロックチェーンのネットワークに貢献できる仕組み。自分がノードを運営しなくとも、報酬としてXYMを貰えるメリットがある。
参考記事

Symbol(XYM)の委任ハーベストを始めようと思うでも委任先ノードを、どう選べば良いか?分からないなので、おすすめの選び方や注意[…]

Symbol 委任ハーベストノードの選び方

Symbolノードの運営者は、親切な方が多いです。

カケルヨコハマプロジェクト

横浜市・関内まちづくり部会のSymbol部によるプロジェクト。

関内フード&ハイカラフェスタにおいて、XYM決済のブーズが出店されました。

2022/4にも開催されました【2022/4 追記】

今回はなんと、フルオンチェーンNFTを配布されたとのことです。

当日はSymbolについて講演が行われたり、デザイナーの方が作成したポストカードが提供されたりと、盛り上がっていたようです。私は足を運べませんでしたが。

効果②:Symbol・XYMの認知度が上がる

当然ですが、さまざまなチームやイベントが結成され盛り上がると、Symbol・XYMの認知度が上がります。

すると、シンプルにXYMを買う人が増えると予想されます。

つまりSymbol・XYMには、売り手が減って、買い手が増える土壌があるということです。

効果③:新しいアイデアや機能が生まれる

Symbol・XYMは、エンジニア達にもかなり愛されています。そのため有志の開発による関連機能も多いです。

例えば、次のようなものがあります。

  • NFT-Drive
  • XEMBook for Symbol(XYM)
  • XEMTax for Symbol(XYM)
  • Symbol Node List
  • Symbol 委任状況確認ツール
  • 次回ハーベストブロック予測

一部ですが、上記のとおり。NFT-Driveは先に紹介した、フルオンチェーンのNFTが作成できるツールですね。

重要なのは、日々アイデアが生み出され形にされている点になります。

その中で革新的なものが生まれた場合、Symbolベースの本格的なアプリやサービスに発展する将来性があるからです。

こんな感じでSymbol・XYMは、技術と愛され具合のスゴさから、爆上げかもしれない将来性を持っています。

米Valkyrie社とのパートナーシップ締結【2022/2 追記】

2022年1月に、米Valkyrie社がSymbol・NEMのプロジェクト資金800億円の監督に関与するパートナーシップが締結されました。

Valkyrie(ヴァルキリー)社とは?
米国で2番目にビットコイン先物ETFをローンチしたことで有名な米国の暗号資産管理企業。

上記を受け、Valkyrie社とSymbolコア開発者との共同Twitterスペースが開催。以下のような感じで私も視聴しました。

Valkyrie社とSymbolコア開発者との共同Twitterスペース

そして、Valkyrie社側がSymbolを選んだ決め手は、下記のように『コミュニティ』とのこと。※CEOのLeah Wald(リア ワルド)さん談

Symbolのコミュニティは非常に素晴らしく、洞察に満ち、刺激的で、そして素晴らしいものです。そして、それが私たちを魅了したからです。

つまり、数々の仮想通貨に対して知見のあるValkyrie社からも、Symbolコミュニティは評価が高かったということです。

米Valkyrie社については、以下の記事で詳細に解説しています。
米Valkyrie社を深堀りしてまとめた【完全初心者でも分かる】

Symbolに弱点は無いのか?【まだ経済圏がない】

Symbolに弱点は無いのか?【まだ経済圏がない】

『Symbol・XYMに将来性があるのは何となく分かった。でも弱点はないの?』と思われるかもなので答えておきます。

ズバリ、Symbolの弱点は、現在のところ確固とした経済圏が無い点です。

要するに、XYMが手数料などでガンガンに使われる仕組みが確立してないってこと。

例えば、ビットコインに次ぐ時価総額を誇るイーサリアムは、強い経済圏を確立しています。また、イーサリアムキラーとして有名なソラナも同様です。

もちろん、Symbolはイーサやソラナにも勝る機能を持っています。ただ現在のところ、経済圏が確立していないことは事実です。

この点は、Symbol・XYMのウィークポイントと言えますので、認識しておきましょう。

NFTマーケットプレイス COMSA オープン【2022/2 追記】

NFTマーケットプレイス『COMSA』

Symbolブロックチェーンを使ったNFTマーケットプレイス『COMSA』が、2022年1月31日オープンし、盛り上がっています。SymbolのNFTは、先ほど説明したフルオンチェーン(=オールオンチェーン)のため注目が集まっている感じ。

つまり、確固とした経済圏が確立されつつあるということです。

例えば、お笑い芸人たむらけんじさんがCOMSAに出品された『世界初ギャグのNFT』は話題を呼びました。

与沢翼さんも、自身のNFTブランド『CryptoPanty』を出品。あっという間に200万円以上の入札額に!

というわけで、Symbol経済圏に拡大の兆しが出てきており、今後に期待が持てます。

XYMの価格や時価総額【チャートも一緒に確認】

以下のとおりです。

XYMの現在価格と時価総額

『B』はビリオンの略なので×10億、『M』はミリオンの略なので×1億してください。

XYM/USDのチャート

万が一、チャートや時価総額が表示されない場合、以下のサイトにてご確認ください。
シンボル(XYM)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap

XYMの買い方は?【国内取引所bitbankで買う】

bitbank

まず、仮想通貨XYMを取り扱っている取引所ですが海外を含めると結構たくさんあります。
具体的な取引所については、こちらの記事で一覧にまとめました。

参考記事

XYMを買うのにオススメな取引所ってどこ?なぜオススメなのか理由付きで教えてほしいXYMが上場されている全取引所を把握したい […]

Symbol・XYMを上場してる取引所一覧

上記のうち、どの取引所が良いか?ですが、結論、 『bitbank(ビットバンク)』で購入するのが吉だと思います。

なぜなら、使いやすさに定評があり手数料も安いためです。

無料口座開設とXYMの購入は、以下から行えます。

\取引所銘柄多く手数料が安い/
無料でビットバンクの口座を開設

【まとめ】Symbol・XYMの今後は要チェック

Symbol・XYM記事のまとめ

というわけで、今回はSymbol・XYMの将来性について解説しました。
それでは、内容をまとめます。

  • Symbol=次世代ブロックチェーンの名前
  • XYM=上記で使用される仮想通貨の名前
  • 将来性=機能性が高く愛されており良好

最後に、Symbol・XYMは日本主導の世界に冠たる仮想通貨に成長する将来性を持っています。

ぜひ、今後の動きに注目していきましょう。

貴重なお時間をいただいて、最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、Symbol・XYMの理解への一助となれば幸いです。
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