株式投資に出てくるROEとは?目安や使い方と共に簡単に解説

初心者Aさん
  • 株式投資で見かけるROEって何なのか?がイマイチ分からない。
  • ROEが良いって判断できる目安はどのくらいなのか?知りたい。
  • ROEの具体的な使い方も知りたい。
しおかわ
このような疑問に、以下の目次にそってお答えします。

記事を書いている私ですが、こんな感じの人間です。

個人投資家『Takeshi Shiokawa』の自己紹介個人投資家『Takeshi Shiokawa』の自己紹介

記事は大体3分ほどで読み終わります。3分後には『ROEの意味と使い方』が分かるようになっていると思います。

まずは、ざっくりと知っておきたいROEの特徴

特徴は下記のとおり。最初にざっくりとおさえておきましょう。

  • 外国人投資家が重要視してきた
  • あのバフェット氏が重視していることで日本にも広まった
  • 2014年にできたJPX日経インデックス400の選定基準である
  • 経営者が優秀かどうか?の判断に使われるようになった
  • 機関投資家の投資判断基準は、一般的にROE8%以上
  • 要するに、近年日本でも流行っている重要な数値

続いて、具体的な話に入ってまいります。

ROEとはズバリ!こういう意味を表している数値

ROE。
正式な名前は『Return On Equity(リターン オン エクイティ)』。
日本語訳だと『自己資本利益率』。

これが何なのか?をズバリ定義すると、以下のとおりです。

1年間の純利益を稼ぐために『株主から預かったお金をどのくらい効率良く使えたか?』を表す数値

例えば、

A社が株主から預かったお金(自己資本)1億円を使って、1年間で純利益1,000万円を稼いだ。
B社は自己資本の1億円を使ったのに、1年間で純利益500万円しか稼げなかった。

とします。

A社の方が2倍効率の良い稼ぎ方をしていると言えますよね。
つまり、この効率の良さを表しているのがROEです。

上記の例だと、ROEは次のとおり。

  • A社のROE=10%
  • B社のROE=5%

また、ROEの計算式は下記となります。

(当期純利益÷自己資本)×100

この式は知っておいて損はないと思います。

ただ、わざわざ計算しなくともOKです。
理由は次で解説します。

ROEの具体的な確認方法 ※計算式は不要です

有名な株式情報サイト『株探』に無料登録すれば簡単にROEを確認できます。
株探 |【株式の銘柄探検】サイト

なので、わざわざ計算する必要はありません。

ROEを表示した株探の画面

『株探』の検索窓に確認したい企業名を入れて表示し、『決算』メニューをクリック後に、『収益性』タブメニューをクリックすればOKです。

ROEの目安になる数値や使い方を解説

ここまでおさえていただいたところで、具体的にROEをどう使っていくのか?を紹介します。
ROEだけで投資判断をすることはありませんので、あくまで銘柄分析の1項目としてご参考ください。

まず、ROEが良いと言える数値の目安は、以下です。

  • 8%:機関投資家が判断基準としている
  • 10%:一般的に優良と言われる
  • 15%:バフェット氏が判断基準としている
  • 20%:一般的に超優良と言われる

で、私自身は、グロース株投資(日本株)において、下記のようにROEをチェックしています。

  1. ROEが15%以上か?
  2. それが継続しているか?
  3. 負債が多過ぎないか?(※重要)

もちろん『①ROEが15%以上』に当てはまらない銘柄には投資しないのか?と言われれば、そんなことはありません。
あくまでチェック事項の1つに過ぎないからです。

ですが、少なくとも将来は15%以上になるだろうと思える銘柄に投資するようにしています。

また『②15%以上が継続しているか?』についても同様です。

そして実は『③負債が多過ぎないか?』をあわせてチェックすることが超重要。
ROEの注意点に関係するためです。

ROEの注意点!企業側は数値をごまかすことも可能?

ROEは『1年間の純利益を稼ぐために、株主から預かったお金をどのくらい効率良く使えたか?』を示した数値です。
これには、銀行などから借りたお金を効率良く使えたか?は含まれていません。

なので、企業側がROEを高く見せかけたいと思った場合、以下の手順で実現できてしまいます。

  1. 銀行からお金を借りまくる(負債が増える)
  2. 借りたお金で株主から預かったお金を返す(自己資本を減らす):『自社株買い』という

例えば、

C社は、株主から預かった2億円を使って、利益2,000万円を稼いだ。→ROEは10%

D社は、株主から預かった1億円と銀行から借りた1億円、合計2億円使って、純利益2,000万円を稼いだ。→ROEは20%

実質的な、C社とD社の経営効率は同レベルです。
しかしROEだけを見ると、D社の方が2倍効率が良いように思えますよね。

ここが盲点!つまり、企業側がその気になれば、ROEだけを高めて経営効率が良いと見せかけ可能ということ。
上記を見抜くために、負債が多くないか?を併せてチェックするのがマストになるわけです。

なお、株主から預かったお金を返すこと(自社株買い)自体は、悪いことではありません。
むしろ株価上昇の要因となり、良いことと言えるでしょう。

問題なのは、借金して自社株買いを行うこと。理由は先述のとおりです。

まとめ

ROEの定義と使い方を、その注意点も含めてご紹介しました。

ROEとは、1年間の純利益を稼ぐために、株主から預かったお金をどのくらい効率良く使えたか?を表す数値。
近年日本でも注目されている重要な指標です。

私はグロース株投資において、ROEが15%以上か?それが継続しているか?をチェックするようにしています。

ただ企業側がその気になれば、ROEを高く見せかけることも可能です。
なので『負債が多過ぎないか?』を併せてチェックするのが吉でしょう。

以上、ご参考いただけますと幸いです。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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