爆上げの【7689コパコーポレーション】の株価や業績を分析した

爆上げした銘柄って注目が集まるものですが、一般的にその背景まで知る人は意外と少ないものです。

この記事では、2020/7/27～29における『7689コパコーポレーション』の株価の動きとその要因、会社概要や業務内容の特徴をご紹介します。

お読みいただくと、7689コパコーポレーションという銘柄の特徴をざっくりと掴むことが可能です。

結論のネタバレ

• 2020/7/27～29の爆上げ要因は上方修正
• 実演販売一筋の右肩上がりで成長してる会社

ざっくり、上記の感じ。
流し読みでも役に立つはずです。ぜひ最後まで目をお通しください。

コパコーポレーションの株価はどう動いたのか？

2020/7/27～29において、以下のような株価の動きを見せました。

• 7/22(水)の15:00時点で4,000円
• 7/23(木)～26(日)は休場
• 7/27(月)は寄り付かず4,700円
• 7/28(火)に寄り付いて5,400円
• 7/29(水)は高値6,380円、終値5,850円

こんな感じです。

要因は7/22に発表された上方修正

上記の爆上げ要因ですが、以下内容の上方修正になります。

• 売上27億⇒36億：約1.7倍
• 営利3億⇒5.5億：約1.3倍

ポイントは、6/25の上場時に『売上横ばい減益』だった予想が、7/22に『増収増益』予想に変わったこと。

なぜなら、上場翌日6/26の株価が5,900円であったためです。

つまり『売上横ばい減益』で5,900円をつけた銘柄が、『増収増益』に一転したんだから、7/22時点で4,000円の株価は、当然5,900円を超えてくるだろうって状況だったわけです。

今回の材料に最速で乗れば勝てた！

私自身、今回乗り遅れたので偉そうなことは言えませんが、以下のようなタイミングで材料に乗れば勝てていました。

• 7/22(水)のPTS(夜間取引)※これが最速
• 7/28(火)寄り付き5,400円で購入

上記はぶっちゃけ、自分への戒めでもあります！

コパコーポレーションの会社概要はどんな感じなのか？

ざっくりまとめると以下のとおりです。

• 1998年10月：
  有限会社コパ・コーポレーション設立
  ※実演販売ができる卸売業
• 2006年12月：
  株式会社に組織変更
  株式会社実演販売士協会を設立
  ※実演販売を柱にした販売戦略を構築
• 2020年6月24日：
  東京証券取引所マザーズに上場
  ※現在も実演販売がコアコンピタンス

つまり設立から現在まで実演販売一筋の会社ということです。

実演販売士育成講座なんかも行い、実演販売士の認定制度なんかも行っています。

もちろん内容にもよるのですが、この道一筋みたいな会社は基本的に強いです。

コパコーポレーションの事業内容は？

まずはコパコーポレーションのコアコンピタンスである、実演販売とは何か？を定義しておきます。

コパコーポレーションが東証に提出した「成長可能性に関する説明資料」によると定義は以下です。

で、上記を核として5つの事業を展開しています。

1. テレビ通販
2. ベンダー販売
3. インターネット通販
4. セールスプロモーション
5. デモカウ

※デモカウは直営店舗とECサイトによる自社のBtoC事業

特徴としては、現在はBtoB事業であるテレビ通販/ベンダー販売の割合が多いものの、将来に向けてBtoC事業に力を入れているという感じです。

また、テレビ通販・ネット通販というのが、いわゆる巣篭もり銘柄としても評価されています。

コパコーポレーションの過去の業績は？

結論、右肩上がりの良い業績を出し続けています。

財務状況も自己資本など確実に積み上げており、以下のとおり良い感じです。

まとめ

以上、7689コパ・コーポレーションについて解説しました。最後に内容をまとめます。

• 2020/7/27～29の爆上げ要因は上方修正
• 上場時に『売上横ばい減益』→ 一転『増収増益』
• 実演販売一筋の会社
• 過去の業績や財務状況は右肩上がりで成長

今後も『7689コパ・コーポレーション』の動きを、ウォッチしていきたいと思います。