株式投資とは何か?を超わかりやすく解説【3分で理解できる】

  • 2020年2月23日
  • 2021年1月17日
  • 株式
  • 株式投資に興味はあるけど、どういうものなのか?いまいちピンと来ない
  • 専門用語なしで、ざっくり分かりやすく教えて欲しい
  • どうやって儲けるのかも教えて欲しい

株式投資に興味を持ったものの、『良く分からないから怖い』と、最初の一歩で挫折してしまうケースも多いです。

昔の自分もそうでした。なので上記のような悩みを解消します。
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この記事では、株式投資の定義』および『その儲け方』を噛み砕いて解説。後半ではメリットとデメリットにも触れました。

この記事を読むと、『株式投資とは何か?どう儲けるのか?』を理解できます。

結論のネタバレ

  • 株式投資=お金を儲ける目的で「企業のオーナー証明書」を買うこと
  • 儲け方=『安く買って高くなったら売る』『企業が利益の一部を株主に配ってくれるので貰う』

本記事は大体3分〜4分ほどで読み終わり、流し読みで充分です。
ぜひ、最後までご覧ください。

株式投資とは何か?を分かりやすく説明

まず「株式投資」という言葉を理解していただくために、2つに分解して定義してみます。

  1. 株式
  2. 投資

では、順番にいきます。

「①株式」とは何か?

ざっくり言うと下記のとおりです。

その企業のオーナーである証明書

ここでいう企業とは株式会社のこと。

企業のオーナーは複数いますので「企業オーナーの一員」と申し上げた方が厳密かもしれません。
そしてオーナーの一員のことを「株主」と呼びます。

なお証明書といっても、現在は紙の書面ではありません。電子データです。

「②投資」とは何か?

こちらもざっくりと定義します。投資とは以下です。

お金を儲ける目的で「○○○」を買う(お金を出す)こと

「○○○」には色々な言葉が入ります。
国債、社債、不動産、外貨、金、原油、仮想通貨などなど。

そしてもちろん「株式」も入ります。

ちなみにここで言う投資とは、あくまで金融経済用語としての「投資」。なので自己投資などは含みません。

結論、「①株式」「②投資」とは何か?

では、二つの言葉をつなげた結論です。

お金を儲ける目的で「企業のオーナー証明書」を買うこと

ズバリ!上記が株式投資とは何か?の回答になります。

株式投資の儲け方とは?【2つあります】

株式投資には、以下のような儲け方があります。

  1. 安く買って高くなったら売る
  2. 企業が利益の一部を株主に配ってくれるので貰う

具体的にみていきます。

①安く買って高くなったら売る

いわゆる値上がり益を得る手法ですね。
株式でヤベェくらいに実績を出している方は、ほぼこの手法を使ってます。

以下は私が保有する銘柄の一つです。例としてご覧ください。

株価が表示されたスマホ画像

(株)エクストリームという企業の株式を、1株1,996円で買う→後に2,558円へと価格が上がりました。
保有している数は500株。
もし今この株式を売れば、値上がり益である約28万円が儲かります。上記スマホ画像のとおりです。

②企業が利益の一部を株主に配ってくれるので貰う

企業が株主に配ってくれるお金を配当金と言います。

企業によっては、配当金を年に1回or2回出します。
なので、そういった企業の株を保有して儲ける手法です。

例えば、先述の(株)エクストリームなら以下のとおり。

配当金が表示された株探の画面

  • 去年は、1株あたり21円貰えた
  • 今年は、1株あたり34円貰える予定

こんな感じで年に1回、配当金が貰えます。

結論をまとめると、株式投資は「①値上がり益」「②配当金」の2つで儲けられるということです。

念のための補足

株式投資の儲け方ですが、厳密には「株主優待があるじゃん」「空売りだってあるよね」と言われるかもしれません。ごもっともだと思いますが、いずれも株式投資の本質と少々ズレると考え、あえて省略させていただいてます。

株主投資のメリットとデメリットとは何か?

最後に株式投資のメリットとデメリットを紹介しておきます。
まずメリットからです。

株式投資のメリットとは?

下記の2つが主なメリットです。

  1. 下はゼロだが上は青天井
  2. 配当金は完全な不労所得

具体的に見ていきます。

「①下はゼロだが上は青天井」です

「下はゼロだが上は青天井」なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんね。
これは「最大の損失は株価がゼロ円になることのみ。しかし最高の利益は計り知れない爆上げの可能性がある」という意味です。

例えば、10万円でZ社の株を買ったとします。

想定される最悪のケースは、Z社の倒産です。Z社株式の価値はゼロ円。
要するに最大損失は10万円となります。

では想定される最良のケース、最大の利益はどのくらいか?
結論、誰にもわかりません。

だって業績次第で利益は100万になるかもしれないし、1,000万円になるかもしれないですから。
ちなみにApple社の株式を1986年に買っていたら、現在の価値は1000倍を超えています。

つまり、損失は限定されてるのに最大利益の可能性が余りにもデカイ!ということです。

「②配当金は完全な不労所得」です

株の配当金は完全な不労所得です。
一度買ってしまえば、保有すること以外にほぼやることが無いからです。

ところで私の親族の一人が、不動産投資をやっています。

で、この不動産投資ですが、人によっては不労所得の代名詞みたいなイメージを持たれているかもしれません。
でも実際はやることがかなり多い。そもそも確定申告の必要がありますしね。

対して株の配当金の場合、通常は確定申告すら不要になります。証券会社が代わりにやってくれるからです。

このように、配当金によって不労所得を作れるのはメリットの一つと言えます。

デメリットも2つあります

続いては主なデメリットです。メリットと同様に2つあります。

  1. 配当金の利回りが低い
  2. 勝つためには勉強が必要

「①配当金の利回りが低い」です

まず利回りという言葉を、一応おさえておきます。

  • 買った価格に対する、入ってくる金額の割合
  • 1000円買った株の配当金が年に10円=配当利回り1%
  • つまり、利回りが高い方が効率良く儲けられる

さて、メリットのところで「株の配当金は不労所得になる」という話をしました。
しかし残念ながら株の配当利回りは、ぶっちゃけ低いです。

日本株の場合、高い銘柄でも5%程度で通常は2%ぐらいです。
2%だと、3,000万円分の株を買っても年間に60万円しか入ってきません。とても配当金だけで生活なんてできないです。

一方これが戸建の不動産ですと、実質の利回りが10%とか20%いきます。
3,000万円の20%→600万円です。家賃だけで生活も可能そうですね。

このように配当金の利回りが低いことは、一つのデメリットと言えます。

「②勝つためには勉強が必要」です

人によってはデメリットとなると思います。私は株の勉強が好きなのでデメリットとは感じませんが。

株式投資で勝つためには絶対に勉強が必要です。
なぜなら投資は競争であり、他の投資家達は勉強しているからです。

テレビを見て株を買ったAさん、勉強・分析もしたBさん

例えばAさんは「ガ○○の夜明け」というテレビ番組でR社を見たというだけの理由で株式を買ったとします。

一方、Bさんも同じ番組を見てR社の株式を買いました。
ただし買う前に、以下のようにしっかり分析した上での行動だったとします。

「確かに利益伸ばしてるな。吸収合併しまくって勢いがある。あれ決算資料みると国際会計基準なのか。そして負ののれんが多い。これは中長期でみると特別損失が出る可能性が高そう。ただ話題だし今は勢いあるから、短期間保有という前提で買ってみよう」

AさんとBさんどっちが勝てると思いますか?

「もちろんBさんです」と言いたいところですが、正解は「分かりません」です。

だって実際いますよね。テレビ・雑誌・Twitterで見たという理由だけで買った結果に儲けた人。
株だけでなく仮想通貨なんかも、バブルの時にはたくさんいました。

じゃあ、ちょっと質問を変えます。
AさんとBさんが先ほどのような買い方を何度も繰り返したとします。

数年後にトータルで勝ってるのはどっちだと思いますか?

これなら断言できます。「間違いなくBさんです!」
Aさんは数年後には退場してる可能性が高いですし。

要するに株式投資で長期間勝ち続けるためには、しっかり勉強することが絶対に必要ということです。
これは手っ取り早く儲けたいという人には、デメリットになるでしょう。

ただ、あなたにはこの記事をきっかけに、ぜひ勉強を開始していただけると嬉しく思います。

まとめ

今回は「株式投資とは何か?」について、どういう儲け方があるのか?やメリット・デメリットを含めてお話しました。
最後にまとめます。

  • 株式投資とは、お金を儲ける目的で「企業のオーナー証明書」を買うこと
  • 儲け方には、①値上がり益を手にする②配当金を貰うの2種類がある
  • メリットは「値上がり益の下はゼロだが上は青天井」と「配当金は完全な不労所得」なこと
  • デメリットは「配当利回りが低いこと」「勝つためには勉強が必要なこと」
最後までお読みいただきありがとうございました。
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