- 株式投資に興味はあるけど、どういうものなのか?いまいちピンと来ない
- 専門用語なしで、ざっくり分かりやすく教えて欲しい
- どうやって儲けるのかも教えて欲しい
株式投資に興味を持ったものの、『良く分からないから怖い』と、最初の一歩で挫折してしまうケースも多いです。
私のプロフィールは以下です。
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この記事では、『株式投資の定義』および『その儲け方』を噛み砕いて解説。後半ではメリットとデメリットにも触れました。
この記事を読むと、『株式投資とは何か?どう儲けるのか?』を理解できます。
結論のネタバレ
- 株式投資=お金を儲ける目的で「企業のオーナー証明書」を買うこと
- 儲け方=『安く買って高くなったら売る』『企業が利益の一部を株主に配ってくれるので貰う』
本記事は大体3分〜4分ほどで読み終わり、流し読みで充分です。
ぜひ、最後までご覧ください。
株式投資とは何か?を分かりやすく説明
まず「株式投資」という言葉を理解していただくために、2つに分解して定義してみます。
- 株式
- 投資
では、順番にいきます。
「①株式」とは何か?
ざっくり言うと下記のとおりです。
ここでいう企業とは株式会社のこと。
企業のオーナーは複数いますので「企業オーナーの一員」と申し上げた方が厳密かもしれません。
そしてオーナーの一員のことを「株主」と呼びます。
なお証明書といっても、現在は紙の書面ではありません。電子データです。
「②投資」とは何か?
こちらもざっくりと定義します。投資とは以下です。
「○○○」には色々な言葉が入ります。
国債、社債、不動産、外貨、金、原油、仮想通貨などなど。
そしてもちろん「株式」も入ります。
ちなみにここで言う投資とは、あくまで金融経済用語としての「投資」。なので自己投資などは含みません。
結論、「①株式」「②投資」とは何か?
では、二つの言葉をつなげた結論です。
ズバリ!上記が株式投資とは何か?の回答になります。
株式投資の儲け方とは?【2つあります】
株式投資には、以下のような儲け方があります。
- 安く買って高くなったら売る
- 企業が利益の一部を株主に配ってくれるので貰う
具体的にみていきます。
①安く買って高くなったら売る
いわゆる値上がり益を得る手法ですね。
株式でヤベェくらいに実績を出している方は、ほぼこの手法を使ってます。
以下は私が保有する銘柄の一つです。例としてご覧ください。
(株)エクストリームという企業の株式を、1株1,996円で買う→後に2,558円へと価格が上がりました。
保有している数は500株。
もし今この株式を売れば、値上がり益である約28万円が儲かります。上記スマホ画像のとおりです。
②企業が利益の一部を株主に配ってくれるので貰う
企業が株主に配ってくれるお金を配当金と言います。
企業によっては、配当金を年に1回or2回出します。
なので、そういった企業の株を保有して儲ける手法です。
例えば、先述の(株)エクストリームなら以下のとおり。
- 去年は、1株あたり21円貰えた
- 今年は、1株あたり34円貰える予定
こんな感じで年に1回、配当金が貰えます。
結論をまとめると、株式投資は「①値上がり益」「②配当金」の2つで儲けられるということです。
念のための補足
株式投資の儲け方ですが、厳密には「株主優待があるじゃん」「空売りだってあるよね」と言われるかもしれません。ごもっともだと思いますが、いずれも株式投資の本質と少々ズレると考え、あえて省略させていただいてます。
株主投資のメリットとデメリットとは何か?
最後に株式投資のメリットとデメリットを紹介しておきます。
まずメリットからです。
株式投資のメリットとは?
下記の2つが主なメリットです。
- 下はゼロだが上は青天井
- 配当金は完全な不労所得
具体的に見ていきます。
「①下はゼロだが上は青天井」です
「下はゼロだが上は青天井」なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんね。
これは「最大の損失は株価がゼロ円になることのみ。しかし最高の利益は計り知れない爆上げの可能性がある」という意味です。
例えば、10万円でZ社の株を買ったとします。
想定される最悪のケースは、Z社の倒産です。Z社株式の価値はゼロ円。
要するに最大損失は10万円となります。
では想定される最良のケース、最大の利益はどのくらいか?
結論、誰にもわかりません。
だって業績次第で利益は100万になるかもしれないし、1,000万円になるかもしれないですから。
ちなみにApple社の株式を1986年に買っていたら、現在の価値は1000倍を超えています。
つまり、損失は限定されてるのに最大利益の可能性が余りにもデカイ!ということです。
「②配当金は完全な不労所得」です
株の配当金は完全な不労所得です。
一度買ってしまえば、保有すること以外にほぼやることが無いからです。
ところで私の親族の一人が、不動産投資をやっています。
で、この不動産投資ですが、人によっては不労所得の代名詞みたいなイメージを持たれているかもしれません。
でも実際はやることがかなり多い。そもそも確定申告の必要がありますしね。
対して株の配当金の場合、通常は確定申告すら不要になります。証券会社が代わりにやってくれるからです。
このように、配当金によって不労所得を作れるのはメリットの一つと言えます。
デメリットも2つあります
続いては主なデメリットです。メリットと同様に2つあります。
- 配当金の利回りが低い
- 勝つためには勉強が必要
「①配当金の利回りが低い」です
まず利回りという言葉を、一応おさえておきます。
- 買った価格に対する、入ってくる金額の割合
- 1000円買った株の配当金が年に10円=配当利回り1%
- つまり、利回りが高い方が効率良く儲けられる
さて、メリットのところで「株の配当金は不労所得になる」という話をしました。
しかし残念ながら株の配当利回りは、ぶっちゃけ低いです。
日本株の場合、高い銘柄でも5%程度で通常は2%ぐらいです。
2%だと、3,000万円分の株を買っても年間に60万円しか入ってきません。とても配当金だけで生活なんてできないです。
一方これが戸建の不動産ですと、実質の利回りが10%とか20%いきます。
3,000万円の20%→600万円です。家賃だけで生活も可能そうですね。
このように配当金の利回りが低いことは、一つのデメリットと言えます。
「②勝つためには勉強が必要」です
人によってはデメリットとなると思います。私は株の勉強が好きなのでデメリットとは感じませんが。
株式投資で勝つためには絶対に勉強が必要です。
なぜなら投資は競争であり、他の投資家達は勉強しているからです。
テレビを見て株を買ったAさん、勉強・分析もしたBさん
例えばAさんは「ガ○○の夜明け」というテレビ番組でR社を見たというだけの理由で株式を買ったとします。
一方、Bさんも同じ番組を見てR社の株式を買いました。
ただし買う前に、以下のようにしっかり分析した上での行動だったとします。
「確かに利益伸ばしてるな。吸収合併しまくって勢いがある。あれ決算資料みると国際会計基準なのか。そして負ののれんが多い。これは中長期でみると特別損失が出る可能性が高そう。ただ話題だし今は勢いあるから、短期間保有という前提で買ってみよう」
AさんとBさんどっちが勝てると思いますか?
「もちろんBさんです」と言いたいところですが、正解は「分かりません」です。
だって実際いますよね。テレビ・雑誌・Twitterで見たという理由だけで買った結果に儲けた人。
株だけでなく仮想通貨なんかも、バブルの時にはたくさんいました。
じゃあ、ちょっと質問を変えます。
AさんとBさんが先ほどのような買い方を何度も繰り返したとします。
数年後にトータルで勝ってるのはどっちだと思いますか?
これなら断言できます。「間違いなくBさんです!」
Aさんは数年後には退場してる可能性が高いですし。
要するに株式投資で長期間勝ち続けるためには、しっかり勉強することが絶対に必要ということです。
これは手っ取り早く儲けたいという人には、デメリットになるでしょう。
ただ、あなたにはこの記事をきっかけに、ぜひ勉強を開始していただけると嬉しく思います。
まとめ
今回は「株式投資とは何か?」について、どういう儲け方があるのか?やメリット・デメリットを含めてお話しました。
最後にまとめます。
- 株式投資とは、お金を儲ける目的で「企業のオーナー証明書」を買うこと
- 儲け方には、①値上がり益を手にする②配当金を貰うの2種類がある
- メリットは「値上がり益の下はゼロだが上は青天井」と「配当金は完全な不労所得」なこと
- デメリットは「配当利回りが低いこと」「勝つためには勉強が必要なこと」
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