- FXに興味があるものの、リスクが高そうだし失敗するのが怖い!
- なので始める前に、基本知識や失敗する主な原因を知っておきたい
- あわせて、初心者におすすめのトレード方法や勉強法も知りたい
一般的に言って、『FXを始めよう』と考えても、失敗が怖くて挫折してしまう初心者は多いものです。
今回は、上記のような悩みを解消します。
プロフィールは次のとおり。
- 資産80億の投資家から4年間 投資やトレードについて学ぶ
- 副業の収入をNISAや仮想通貨、FXの投資に回して資産形成
- 4年間で年収を300万円→1,000万円にアップ!できました
- 著者のプロフィールページはこちら、連絡先はこちらです
この記事では、これからFXを始める完全初心者の方が知っておくべき8つの知識を、私の経験も踏まえながら解説します。
お読みいただくと、FXをスムーズに始められ、大きな失敗を避けられるようになります。
後悔を避けるために お読みください
初心者に最適なFXサービスランキングをこちらの記事で紹介。過去の私のような『知らずに後悔した』を避けるためにも、ぜひ参考にしてください。
できるだけ低リスクで始められるFX口座は?でも、少ない資金から大きな利益も狙いたい初心者にもおすすめの海外FX口座ってどこ? […]
本記事で紹介する『8つの知識』の結論は、以下の目次のとおり。
流し読みで充分ですので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
FX独自の基本用語を知る【pipsとpoint・Lot】
まずは下記を必ず理解しておきましょう。
- pips(ピップス)とpoint(ポイント)
- Lot(ロット)
各々、見ていきます。
pipsとpointとは?【変動幅を表す単位】
pipsとpointは為替の変動幅、つまりチャートの縦の動きの大きさを表す単位。
結論、次の様におさえておけばOKです。
- pips(ピップス)
円の場合:
1pip=0.01円/例えば30pips=0.30円外貨の場合(ドルの例):
1pip=0.0001ドル/例えば30pips=0.0030ドル- point(ポイント)
1point=0.1pips
※上記がスタンダードだが、FX会社によっては1ポイント=1pipの場合あり
上記のように覚えておけば、トレードを行うのには充分です。
一応、それぞれ事例付きで深堀りします。
pips(ピップス)の詳細説明
pip(ピップ)は通貨の最小単位の百分の一を表します。
例:
日本円の最小単位は1円。その百分の一は0.01円。
つまり、1pip=0.01円。
ドルなら最小単位は1セント=0.01ドル。
なので、1pip=0.0001ドル。
pip(ピップ)は、複数形だとpips(ピップス)。
そのため『1』以外、例えば『30』の場合は『30pips』と表現されます。
point(ポイント)の詳細説明
一方、pointはFX取引の最小単位。
実は、昔はpipsしか単位がありませんでした。
ところが、各FX会社がスプレッド(手数料)をどんどん狭くしたため、さらに小さい単位が必要となりました。そこで、pointという単位を作ったわけです。
ただし、まれに1ポイント=1pipというFX会社も存在します。
Lot(ロット)とは?【取引量を表す単位】
Lot(ロット)は取引する際の通貨量を表す単位。
基本的には次のとおりです。
注文する際に、ロットの数値を入力して使います。
0.1ロットなら『1,000ドル』だし、0.01ロットなら『100ドル』ですね。
ユーロ円でもポンド円でも同じです。
ただし、メキシコペソや南アフリカランドは価格が低い分、1ロット10万通貨が基本です。
また、まれに1ロット=1,000通貨というFX会社も存在します。
理由は、分かりやすいことと値動き変動が少なく初心者向けであることです。
損切り・利確のルールと勝率の目標が必要と知る
前提としてレバレッジのかかったFXにおいて、損切りは絶対に必要。これはもう、発注と同時に損切り注文を入れておくことが必須と考えてOKなレベルです。
なぜなら、想定外の動きがあった場合、一撃で資金が無くなる可能性があるから。特に日本のFX業者を使用している場合、マイナス(借金)になる可能性もゼロではありません。
なので余談にはなりますが、初心者こそ日本のFX業者を使うべきではありません。※借金の心配がゼロである、ゼロカットシステムありの海外FXサービスを使うべき
話を戻すと、FXで損切りは呼吸と同じくらい当たり前に必要と覚えてください。
とは言え『イヤ、しおかわさん!損切りしなければ、価格が戻ってきて勝てるかもしれないですよ』と感じる方もいると思います。
理由は、一回の勝ちなんかよりも『一発で資金を失って退場』を確実に避けることの方が、はるかに重要だから。
なので、もしかしたら損切りしなければ勝てるかもしれないけど、あえて損切りラインを入れて守ることが必須なわけです。
その上で、次のようなルールや目標づくりが必要になります。
- 損切りのルール→損失額(損失許容率)から考える
- 利確のルール→損切りpipsとの比率が大切になる
- 勝率の目標→これを決めることで手法を確立させる
上記のとおり。
そして、完全初心者におすすめのルールと目標は以下です。
完全初心者におすすめのルールと目標
- おすすめの損失許容率は『2%』
- おすすめなリスクリワードは『1.2』以上
- おすすめな勝率目標は『55%』以上
なお、損切り・利確・勝率については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて、ご参照ください。
【失敗しない】FX初心者向け3つの投資ルール【損切り 利確 勝率】
2つの地獄コースを知る【無限ナンピン・許容額】
次の2つを行うと一発で資金を失い地獄行きの可能性が高いです。
あらかじめ知っておき、避けるようにしましょう。
- 損切りせずナンピンし続ける
- 損失許容額無視のレバレッジ
損切りせずナンピンし続ける
FXで資金を失う理由No.1が、この無限ナンピンです。
以下2つによって平均取得単価を平らにする手法。
・価格が下がるたびに買い増すナンピン買い
・価格が上がるたびに売りますナンピン売り
先ほどもお話したとおり、FXにおいて発注と同時に損切り注文を入れておくことは必須です。
にもかかわらず、損切り注文を入れなかった。そして、自分が思い描いた方向と逆に行ってしまったのに、なお損切りしない。
そして、いつか戻るだろうと思って、ひたすらナンピンし続ける。過去の私も経験ありますが劇的にヤバイ状況。
上記をやってしまう原因は『損を受け入れたくない』という心理状態です。
繰り返しになりますが、無限ナンピンが地獄行き理由No.1だと覚えておいてください。
損失許容額無視のレバレッジ
無限ナンピンほどではありませんが、資金を失う大きな理由の一つ。
これをやってしまう原因の大半は『損を取り戻したい』という焦りの心理です。
損失許容額(一回に負けても良い金額)のルールを決め、それを守りましょう。
さまざまな注文方法とその使い方をおさえる
以下の7つになります。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
- トレール注文
『マジかよ、しおかわさん。7つもあるのかよ!』と感じたかもしれません。
でも、慣れてしまえば誰でも当たり前のように使えるようになるので心配ご無用です。
後で『こんな注文方法あるなんて知らなかった・・・』とならないように、今は軽くで良いのでおさえておきましょう。
- ①成行注文
- 現在の価格で取引を成立させる注文。
今すぐ買いたい、売りたい場合に使う。 - ②指値注文
- 指定した価格になったら取引を成立させるための予約注文。
安くなったら買いたい、高くなったら売りたい場合に使う。 - ③逆指値注文
- 指定した価格になったら取引を成立させるための予約注文だが指値注文の逆。
つまり、高くなったら買いたい、安くなったら売りたい場合に使う。
損切り用の予約注文は逆指値注文となる。 - ④OCO(オーシーオー)注文
- 異なる2つの内容を同時に出す予約注文。
利確注文と損切り注文を、同時にあらかじめ設定する場合に使う。
一方が成立したら、もう一方は自動的にキャンセル扱い。 - ⑤IFD(イフダン)注文
- 異なる2つの内容を同時に出す予約注文。
新規注文と損切りまたは利確注文を、同時にあらかじめ設定する場合に使う。
新規注文が成立しなかったら、もう一方の注文も当然に成立しない。 - ⑥IFDOCO(イフダンオーシーオー)注文
- 異なる3つの内容を同時に出す予約注文。
新規注文と損切りおよび利確注文を、一度にあらかじめ設定する場合に使う。
新規注文が成立しなかったら、損切りと利確の注文は当然に成立しない。
また、損切りと利確注文については、一方が成立したら、もう一方は自動的にキャンセル扱い。
これを使いこなせると、チャートに張り付かずとも自動化できるようになる。 - ⑦トレール注文
- 特殊な利確注文。 トレールとはついていくという意味。
価格の動きに応じて利確ラインが自動的に追従していくため、利益を最大限に伸ばしたい場合に使う。
MT4対応しているなどの一部のFX会社でしか、トレール注文は行えない。
現段階では、こんな感じなんだくらいに知っておけばOKです。
グローバルスタンダードな高性能FX取引ツール。
インジケーターと呼ばれるツール(例えばGMMAとかピボットなど)を追加して、自分なりのMT4に仕上げていくことも可能。
なお、スマホとパスコンを使ったMT4での各種注文方法について、以下の記事で詳しく解説しています。
【簡単】XMのエントリー・注文方法を解説【PC&スマホMT4】
基本は上位足に沿った、押し目買いと戻り売り
未経験の方はピンと来ないかもしれません。
まずは『へぇー』ぐらいの感じで、以下の流れを見ておけば充分です。
- 2つ上位の足が上昇か?下降か?を確認
- その方向に逆らわないトレードをする
- 2つ上位の足が上昇なら押し目買いする
- 2つ上位の足が下降なら戻り売りをする
意味が分からないかもしれないので、例を出すと下記のとおり。
・30分足が上昇中
→5分足が下がったところで買う
・30分足が下降中
→5分足が上がったところで売る
詳細は以下の記事で解説しています。参考にどうぞ。
【上位足の意味とは?】FX初心者が勝率UPする使い方も公開
FXの開始に適切な資金量【通常10万・理想30万】
FXは1万くらい入金すれば、始めることができます。
ですが、普通は10万円くらい、理想は30万円くらい入金するとGood。
なぜなら、覚悟が決まるからです。
具体的には、次のような覚悟になります。
- 勝てるようになったらロットを増やす覚悟
- 入金したお金をFXで増やし続けていく覚悟
例えば、いつまでも最低ロットでトレードを続ける人がいます。
また、ちょっと勝つとすぐに出金してしまう人もいます。
上記は、覚悟不足による行動です。
ですので、10万円〜30万円のまとまった金額を入金して始めるようにしましょう。
数回トレードして慣れたら、先述の損益許容率などから注文ロットを決めるようにします。
とは言え『10万円の余裕資金が無いんだけど』という方へ
少し厳しい言い方になりますが、まだFXを始めるタイミングでは無いかもしれません。
まずは、自己アフィリエイトなどをこちらの記事を参考に行い、種銭を作るところから始めるのが吉でしょう。
FXを始めるのに必要なものを揃える【3つある】
次の3つです。
- パソコンとスマートフォン
- FX証券口座【おすすめ紹介】
- 銀行口座orクレジットカード
それぞれ、見ていきます。
①パソコンとスマートフォン
どちらか片方でもトレードできますが、両方あるのが理想。
以下のような使い分けが可能になるからです。
- パソコン:しっかりしたチャート分析
- スマホ:すきま時間での確認や注文
例えば、『夜にパソコンでチャート分析、日中に良い売買タイミング来たらスマホで注文』という感じ。
なので、できれば両方用意しましょう。
②FX証券口座【おすすめ紹介】
FXを行うには、専用の証券口座が必要。
で、初心者へのおすすめは日本のFX業者ではなく、実は下記のような海外FXサービスになります。
理由は、海外サービスだとゼロカットシステムにより借金の心配が無く、MT4によるトレード環境が良好なためです。
参考:XMTradingの口コミ・評判とリアルな感想【FX初心者にこそ最適】
③銀行口座orクレジットカード
銀行口座またはクレジットカードもFXを始めるのに必要。これは想像がつきやすいかもしれません。
FX口座への入金は、基本的に銀行口座orクレジットカードを使って行うためです。
FXが高速で上達する勉強法【実行→インプット】
結論、今すぐトレードを始める。その後にインプットするという順番で行うこと。
なぜなら、もっとも効率の良い勉強につながるからです。
具体的には、以下のステップになります。
- いきなりお金を入れてトレードを始める
- 増えれば興奮する、減れば怖いと感じる
- 怖いのは分からないからだ!と気づける
- 不明部分を本気で調べインプットできる
確かにインプット無しでトレードを始めたら危険と感じるかもしれません。
ただ、この点は前述の損失許容額2%を守ればOKです。
つまり、口座に入れた金額の2%以上は絶対に損をしない損切り予約注文を確実に入れれば問題ありません。
やはり、もっとも効率の良い勉強法は『まず実行→その後にインプット』になります。
とは言うものの『本ぐらい読んでからトレードしたい』方
【まとめ】今すぐ口座を開設してFXを始めよう
こんな感じで、記事は終了です。
けっこう長文になりましたが、完全初心者がおえておくべき知識をつかんでいただけたかと思います。
かんたんに要点をまとめます。
- pipsとpoint・ロットの意味と注文方法を知るべし
- 無限ナンピンと許容額無視は資金を失う地獄コース
- 上位足の流れに沿った押し目買いと戻り売りが基本
- 始めるのに適切な入金額は、通常10万、理想は30万
- 高速で上達したければ、今すぐトレードを始めよう
繰り返しになりますが、『今すぐトレードを始める→その後にインプットする』という順番が大切。このページを閉じたら、さっそく手を動かし始めましょう。
初心者が選ぶべきFX証券口座
XMTrading(エックスエムトレーディング)
:人気No.1の実績
XMTradingって海外FXは怪しい詐欺なの?安全性がやばいってこと無く大丈夫なの?実際の利用者たちの口コミ・評判を教えて […]
ぜひ、これからも一緒にトレードを学んでいきましょう。