- 『アバランチがスゴイ!』と目にするけど何がスゴイの?
- そもそも、アバランチとAVAXの違いがイマイチ分からない
- 仮想通貨ニュースサイトは、専門用語ばかりで読みにくい
実は、Avalanche(アバランチ)やAVAX(エイバックス/アバックス)の理解を深めておく重要性が高まっています。将来、伸びる可能性があるからです。
とは言え、一般的に『そもそもどんなものなのか?よく分からない』という初心者が大半でしょう。
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この記事では、『アバランチとAVAXの意味や主な特徴』を解説。後半では将来性や買い方も紹介します。
お読みいただくと、アバランチ(AVAX)への理解を深め、投資チャンスを掴むことも可能です。
できるだけ専門用語を使わず(使った場合は解説を付け)、分かりやすく解説しました。ぜひ最後までご覧ください。
(※記事で使用している『仮想通貨』とは【暗号資産】のことを指します)
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【結論】『アバランチ(AVAX)とは?』のド真ん中の答え
下記のとおりです。
Avalanche(アバランチ)
ブロックチェーンを用いて作られたプラットフォームの一つ。
2020年9月にリリースされた。
AVAX(エイバックス または アバックス)
アバランチの利用手数料などに使われる、アバランチ独自の仮想通貨。
ここで、2つほど専門用語が出てきたので、解説しておきます。
- ブロックチェーンとは?
- どの順番に誰がどんな取引などを行ったのか?という記録データを、改ざんや削除などを防ぐために数多くのサーバーへ保存していく技術。
- プラットフォームとは?
- 様々な仕組みを動かすための土台となる環境。
要するに、アバランチ=システムを動かす土台となる環境、AVAX=仮想通貨の銘柄名ということです。
ちなみに、アバランチの公式サイトは以下となります。
https://www.avax.network/
【前提知識】今の仮想通貨はイーサリアムベースが主流
前述のとおり、アバランチはプラットフォームの一つです。
ただ、2021年9月現在、仮想通貨の世界の主流プラットフォームではありません。
では、主流は何かと言うと、イーサリアム(Ethereum)です。なぜなら、スマートコントラクトという仕組みを持つプラットフォームの中で、最も歴史があるからです。
- スマートコントラクトとは?
- ブロックチェーン上で、契約を自動的に実行する仕組みのこと。分散型取引所(DEX)などの開発に、必要不可欠な仕組みとなる。
- 分散型取引所(DEX)とは?
- 仲介企業がいなくとも、プログラムに従ってユーザー同士が仮想通貨を取引できるサイトのこと。DEXは『デックス』と読む。
実際に多くのDEXが、イーサリアムを土台にして作られています。
例えば、Uniswap(ユニスワップ)、SushiSwap(スシスワップ)、PancakeSwap(パンケーキスワップ)など。
以上、イーサリアムが仮想通貨の世界の主流プラットフォームである点は、アバランチを理解するのにも必要な知識です。おさえておいてください。
アバランチの主な特徴【イーサリアムの上位互換になるかも】
アバランチの特徴を一言で表すと『イーサリアムの上位互換になるかもしれないプラットフォーム』となります。
理由は次の3つです。
- ①イーサリアムと完全な互換性を持つ
- ②処理がとても速くて、手数料も安い
- ③多くのコンピューターで分散している
それぞれ、深堀りします。
①イーサリアムと完全な互換性を持つ
アバランチは、現在主流であるイーサリアムと完全な互換性を持つように開発されました。
つまり、イーサリアムブロックチェーンを使って開発されたアプリケーションは、全てアバランチでも動かすことができるということ。
これは、アバランチがイーサリアムに取って代われる可能性を持っていることを意味します。
とは言え、上記のみでは、さまざまなアプリケーションがイーサリアムからアバランチに乗り換えるメリットがありません。
そこで重要になるのが、特徴の2つ目です。
②処理がとても速くて、手数料も安い
アバランチとイーサリアムの速度と手数料を比較すると、次のとおり。
アバランチ
秒間4000〜6000トランザクションの処理
手数料は70〜80円程度
イーサリアム
秒間15トランザクションの処理
手数料は数百〜1万円程度
上記のようにスピードも手数料も、かなりアバランチの方が優れてます。
- トランザクションとは?
- 関連する複数の処理をひとつにまとめたデータ。
仮想通貨においては『トランザクション=取引データ』と、おさえればOK。
まとめると、アバランチにはイーサリアムと完全互換性があり、速くて安いというメリットがあります。
なお、アバランチの高速処理は、『アバランチコンセンサス』と呼ばれる独自の処理方法によるものです。
- アバランチコンセンサス
- 分散された各コンピューター同士が、同一のデータを保有せずに済む仕組みによる並列処理。
③多くのコンピューターで分散している
ただ、イーサリアムと互換性があって高速で安いブロックチェーンなら、他にもあります。バイナンス・スマート・チェーン(BSC)です。
- バイナンス・スマート・チェーン(BSC)とは?
- 世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスによって、開発・リリースされたブロックチェーン。
イーサリアムとの互換性を持ち、高速で手数料が安い。
ただ、アバランチとバイナンス・スマート・チェーンには大きな違いあります。
それは、多くのコンピュータで分散している点です。
自律分散こそがブロックチェーンの強みですが、実はバイナンス・スマート・チェーンは、ほとんど分散されていません。なぜなら、分散すると処理が遅くなるからです。
一方、アバランチは高速なのに分散もしています。
上記のとおり、アバランチには高速性と分散性が両立しているという特徴があります。
アバランチ(AVAX)の将来性【3つの理由から良好】
アバランチにおける基軸の仮想通貨AVAXの将来性ですが、2021年9月現在、良好と言えます。
理由は、以下の3つです。
- ①イーサリアムの上位互換になるかも
- ②手数料に使われたAVAXが焼却される
- ③様々なサービスがアバランチを採用中
各々、ちょっと深堀します。
①イーサリアムの上位互換になるかも
前述までの解説のとおり、アバランチというプラットフォームはイーサリアムの上位互換になれる可能性を持っています。
もし上記が実現した場合、当然AVAXの価値が上がることが予想されます。
②手数料に使われたAVAXが焼却される
繰り返しになります、AVAXはアバランチ上のサービスを使った際の手数料として使用されます。
そして、手数料として使用されたAVAXは、焼却(バーン)されます。
- 焼却(バーン)とは?
- 運営側により仮想通貨を処分すること。 処分すると総量が減るため、希少価値が高まる傾向がある。
つまり、アバランチが利用されればされるほど、AVAXの希少価値が高まるということです。
③様々なサービスがアバランチを採用中
代表的なものを挙げると、下記のとおり。
- 分散型オラクルプラットフォームのChainlink(LINK)
- DEX(分散型取引所)であるSushiSwap
- NFTマーケットプレイスであるPolyient Games
上記以外にも、様々な仮想通貨やアプリがアバランチを採用しつつあります。
ゆえに、アバランチの将来性は良好と言えます。
アバランチ(AVAX)のチャートや時価総額の順位を紹介
以下のとおりです。
AVAX/USDのチャート