- FXで全然勝てないんです!誰か助けて欲しい!
- 一体、どうやれば勝てるようになるんだろう?
- 脱するためにどうすれば良いか?教えて欲しい
実は、FXで勝てずに苦しんでいる初心者の多くが、『FXは上下を当てるゲームではないという事実』を知らない可能性があります。
なぜなら、上下を当てる情報は受けが良いことから、世の中に氾濫しているためです。
とは言え、『じゃあ、一体どうすれば良いんだよ!』と感じるでしょう。
私のプロフィールは以下のとおり。
- 2019年より、資産80億円トレーダーからFXを学び続ける
- 愛用は海外FX MT4口座のXMTrading ※色々触った結果
- 給与を超える副業収入を、FXトレードに回して日々研究
- X(@shiokawa_t)でも発信。フォロワー17,000人超
- 著者のプロフィールページはこちら、連絡はこちらから
この記事では、FXで勝てない人が知るべき3つの事実を紹介。
その上で、すべき3つの行動を丁寧に解説します。
お読みいただくと、FXにおけるあなたの現状の苦しみから解放されます。
後悔を避けるために お読みください
初心者に最適なFXサービスランキングをこちらの記事で紹介。過去の私のような『知らずに後悔した』を避けるためにも、ぜひ参考にしてください。
できるだけ低リスクで始められるFX口座は?でも、少ない資金から大きな利益も狙いたい初心者にもおすすめの海外FX口座ってどこ? […]
ぜひ、最後までご通読ください。一緒に勉強していきましょう。
【結論】FXで勝てない人が知るべき4つの事実
結論から書くと、次の4つが知るべき事実です。
- FXは勝率を競うゲームではない
- リスクリワードでお金が増える
- 何千何万回と繰り返して増える
- 適切な損切りは必要経費である
それぞれ解説します。
FXは勝率を競うゲームではない
なぜなら、FXは『お金を増やすゲーム』だからです。
例えば、勝率が3割程度でもお金を増やしている人がいます。
反対に勝率が7割以上でも、お金を失っている人もいます。
上記の勝率が3割程度の人は、FXにおける勝者。繰り返しになりますが、FXは勝率を競うゲームではなく、お金を増やすゲームです。
そうは言っても、『イヤ、しおかわさん。でも勝率0%だったら増えないでしょ?』と感じる方もいると思います。
勝率100%が絶対無理なように、わざと負けようとでもしない限り、勝率0%も無理です。
なので、勝率0%を心配する必要はありません。
しつこいですが、FXは勝率でなく次に述べるリスクリワードを駆使して『お金を増やすゲーム』だと考えてください。
リスクリワードでお金が増える
まず、リスクリワードを説明すると下記のとおり。
- リスクリワードとは?
- 1回のトレードにおける「リスク(損失)」と「リワード(報酬)」の比率のこと。
例を挙げます。
あるトレードで損切りラインにかかったら1万円損するけど、利確ラインに達したら2万円儲かる。
このトレードのリスクリワードは1:2です。
FXに勝てないから助けて欲しいという人は、勝率で戦うべきではなく、上記リスクリワードで戦うべきなはず。
理由は、勝率を上げることにあまり向いていないと考えられるからです。
勝率が低くても、1回1回のリスクリワードが良ければ十分お金は増やせます。
そのため、『FXはリスクリワードでお金が増えるゲーム』ととらえましょう。
何千何万回と繰り返して増える
FXは数回行って、お金を増やすゲームではありません。
100や200ではまだ少なく、何千回何万回と繰り返すことで、お金を増やすゲームです。
リスクリワードをコントロールしながら、何千回何万回とトレードしていく。
上記が大切になります。
なので、数回勝てなかったことなんぞを気にする必要は無いんです。
もしかすると今悩んでいるあなたは、10回や20回程度のトレードで、無理にお金を増やそうとしてませんか?
であれば、厳しい言い方になりますが、考えを改めましょう。
そして、何千回何万回と繰り返すためには、1回のトレードで口座に入っている証拠金を失うわけにないきません。
そのために必要になるのが、次に示す損切りへの考え方になります。
適切な損切りは必要経費である
理由はトレードに絶対はあり得ないから。前述の勝率100%があり得ないのと同様です。
ですので、注文時に必ず適切な損切りラインを考えて予約注文を同時に入れる。そして、損切りにかかった場合の金額は必要経費と考えるようにしましょう。
例えば、損切りで2,000円損失をくらったら、『あー、このまま反対方向にズルズル行く前に必要経費のみで済んで良かった!』と考える。
上記くらいで、ちょうど良いです。
とは言うものの、『損切りしなければ戻ってくるかもしれない』と考える方もいるかもしれません。
なぜなら、そのまま戻らずに資金が溶ける方までズルズル持っていかれる可能性もあるためです。
以上からFXで勝てない人こそ、『適切な損切りは必要経費であり、むしろ喜ばしいこと』ととらえるようにしてください。
FXで勝てない助けて欲しい人がすべき3つの行動
すべき3つの行動は、以下のとおり。
- 一回の損失許容額を決める
- 注文時に必ず損切りも入れる
- 不得意な場面ならパスする
上記のような感じです。
ひとつずつ見ていきます。
一回の損失許容額を決める
結論、大切なのは『1回のトレードで、口座に入っている証拠金の何%まで負けて良いか?』を決めて、それを絶対に守ることです。
なぜなら、トレードで証拠金を溶かすわけにいかないから。
証拠金のパーセントで損失許容額を決めて守れば、理論上は証拠金がゼロになることはありません。
例えば、損失許容額を決めずにトレードを行い5~6連敗したとします。
すると、たいていの場合、ものの見事に証拠金が失われます。
なぜなら、人間という生き物は損失を確定することを回避する心理法則を持っているから。
つまり、あらかじめ決めておかないと損切りが遅れる性質を持っているわけです。
なお、投資に関する心理法則は以下の記事で詳しく解説してますので、興味があるかたはどうぞ!
【失敗を劇的に回避】読むだけで身に付く投資の心理法則9選【実証済】
おすすめの損失許容額は2%
『2%』の理由は、数々の有名なトレード本にて推奨されているため。
私もこの2%をルールとして、日々トレードしています。
例として、証拠金が30万円口座に入っている場合、一回のトレードで負けられる金額は6,000円まで。
上記の6,000円という金額と、損切りラインまでの距離によって、エントリーするロット数を毎回決める感じです。
もちろん、証拠金が40万円に増えれば、負けられる額も8,000円にUPします。逆に証拠金が20万円まで減ってしまえば、負けられる額も4,000円に減額です。
とは言っても、別に2%という数値自体が大切なのではありません。
重要なのは、必要経費としての損失割合をあらかじめ決め守ることです。
別に1%でも3%でも問題はありません。とは言え、5%を超える許容額は多すぎだと思います。
注文時に必ず損切りも入れる
これは、絶対に行っていただきたい内容。本記事で最も強調したい部分。
損切り予約注文は毎回必ず入れるべきです。100%例外は一切ありません。
主な理由は、次の3つ。
- 損失許容額を守るのに必要
- 相場に絶対はありえない
- 心理法則を制するのに必要
損失許容額を守るのに必要
当たり前かもですが、先に損切ラインを決めておかなければ、損失許容額を守ることができません。
損失許容額の重要性は、先に述べましたとおりです。
相場に絶対はありえない
こちらも先に述べましたが、相場に絶対はありません。
想定できないほど短時間で想定しない方向に進む可能性を常に秘めています。
である以上、あらかじめ予防線を張っておくのはトレーダーとして当然の備えです。
心理法則を制するのに必要
とにかく私たち人間は損を認めることから逃げがち。プロスペクト理論の『損失回避性』というやつですね。
FX経験者のあなたになら、分かっていただけると思います。
この心理法則を回避するためにも、事前に損切り注文を入れ逃げられない環境を作ることが大切です。
と言う感じで、損失許容額が決まっているからこそ、損切ラインが決められる。そこから逆算してロットが決まり、初めてエントリーが可能というわけです。
不得意な場面ならパスする
理由は、無理のないリスクリワードを狙うためです。
例として、いわゆる押し目買い・戻り売りを狙っているとします。
押し目買いを狙うなら、チャートがきちんと押し目を作るまでエントリーをパスする。戻り売り狙いなら、戻り目を作るまでパスしましょう。
なお、押し目買い・戻り売りについては、以下の記事で詳しく解説してます。
2つ上位の足のトレンドを認識する【必須です】
いずれにしても、あなたが狙っている場面や得意な場面以外はパスすることが大切です。
【まとめ】FXで勝てない人は丁寧なトレードを
というわけで、FXで勝てない人が知っておくべきこと、やった方が良いことを解説しました。最後に本記事のまとめとなります。
- FXはリスクリワードでお金を増やすゲーム
- 損切りは必要経費であり 喜ばしいと考える
- 1回の損失許容額を決め必ず損切りを入れる
- 狙った場面や得意な場面以外はパスしよう
ぶっちゃけ、エントリーのたびに損失許容額を計算し、損切りラインをしっかり考案するのはめんどくさいです。
とは言え、FXで勝てない人こそ、1つ1つを丁寧に行い改善すべきと思います。
ぜひ、これからも一緒にFXを学んでいきましょう。
後悔を避けるために お読みください
初心者に最適なFXサービスランキングをこちらの記事で紹介。過去の私のような『知らずに後悔した』を避けるためにも、ぜひ参考にしてください。
できるだけ低リスクで始められるFX口座は?でも、少ない資金から大きな利益も狙いたい初心者にもおすすめの海外FX口座ってどこ? […]
この記事があなたのトレードライフの一助となれれば幸いです。