- 仮想通貨の半減期ってどういう意味?
- 半減期を迎える際の価格への影響は?
- 各半減期を、一覧でまとめて見たい!
実は、仮想通貨投資を始めるなら、半減期を知っておくことが大切。なぜなら、価格に影響を与えるからです。
ただ、一般的に『そもそも半減期が何のことか分からない』という初心者が多いと思います。
プロフィールは以下のとおり。
- 本業は、システム会社のWebエンジニア 兼 UIデザイナー
- 副業ブログ収入を 仮想通貨・FX・株式投資に回して研究
- 過去、仮想通貨投資で 4万円を100万円に増やせました
- 著者: プロフィールページはこちら、 連絡はこちらから
この記事では、『半減期とは何か?価格はどうなるのか?』を解説。その上で『ビットコインなど主要な仮想通貨の半減期』をまとめました。
お読みいただくと、仮想通貨投資に半減期のタイミングを活かせるようになります。
結論のネタバレ
- 半減期の1~3か月前に価格が上昇する傾向あり
- ・BTC:2024年5月 ・BCH:2024年4月 ・LTC:2023年8月 ・MONA:2023年10月 ・QTUM:2025年12月
- ・LSK:2020年10月で終了 ・ETH、XRP、BAT、TRXはそもそも半減期なし
流し読みで充分に有益なはず。ぜひ最後までご覧くださいませ。
(※記事で使用している『仮想通貨』とは【暗号資産】のことを指します)
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【前提】仮想通貨やビットコインの半減期とは?
結論、半減期とは下記のとおりです。
一応『マイニング』の意味を説明しておくと、ざっくり以下です。
- マイニングとは?
- ビットコインなどの仮想通貨取引の検証・承認作業を行うこと。
最も早くこの作業を完成させた人が報酬をもらえる。
気をつけるべきは、あくまで新規発行の減額であり、すでに発行されている仮想通貨の量は減らないという点。
つまり『一気に流通量が半分に減って、価格が鬼のように急騰するわけではない』ということです。
半減期が来ると仮想通貨の価格はどう動くのか?
鬼のように急騰するわけでは無いものの、1~3か月前に価格が上昇する傾向にはあります。
なぜなら『新規の供給量が半分に減る分、希少価値が上がるかも』と期待する人たちが買うからです。
例えば、ビットコインの半減期の場合、過去は以下のような感じでした。
- 3回目(2020年5月12日)の半減期:2ヶ月前〜直前にて価格が上昇
- 2回目(2016年7月 9日)の半減期:2ヶ月前〜1ヶ月前で価格が上昇
モナコインなんかも、2017年7月16日の半減期の1ヶ月前〜2週間前に価格上昇しましたね。
『ビットコインの3回目半減期前は、コロナショックの急落から戻しただけなんじゃないの?』という意見もあるでしょう。
なので『半減期=必ず上昇』という盲信はご法度です。
ただ上記の例にはあげなかったライトコインなんかも、過去の半減期前に価格を上げています。
そのため繰り返しになりますが、半減期の1~3か月前に価格が上昇する傾向にあると言えます。
主要な仮想通貨の半減期の一覧【まとめました】
下記、仮想通貨の半減期を紹介します。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ネム(XEM)
- リスク(LSK)
- モナーコイン(MONA)
- クアンタム(QTUM)
- トロン(TRX)
なお上記の通貨は、全て海外取引所Bybitで取引およびチャートなどの詳細確認が可能です。
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またもし海外の取引所に抵抗がある場合は、コインチェックでもほとんどの銘柄をチェックできます。
コインチェックの特徴は、以下の記事を参考にしてください。
【ステマなし】コインチェックの口コミ・評判を徹底紹介【他社比較あり】
『ビットコイン(BTC)』の次の半減期予定は2024年5月
回数 | 半減期 | 新規発行量 |
---|---|---|
1回目 | 2012年11月 | 25BTC |
2回目 | 2016年7月 | 12.5BTC |
3回目 | 2020年5月 | 6.25BTC |
4回目 | 2024年5月 | 3.125BTC |
ちなみに『4回目の2024年5月という時期』はあくまで予定となります。
なぜなら、仮想通貨の半減期は生成されたブロック(暗号化された取引データの一単位)の数で決まるから。そしてブロック生成時間はあくまで『約』何分であり、一定間隔ではないためです。
また、1ブロックの生成時間は約10分です。
なので、『何年の何月何日何時何分に半減期が訪れる』と表すことはできません。
とは言え、可能な限り正確な時間を知りたい方は、以下のような半減期カウントダウンタイマーを参照すると良いでしょう。
『Bitcoin半減カウントダウン』by Binanceアカデミー
『イーサリアム(ETH)』と『リップル(XRP)』には半減期がありません!
ただ、マイニング報酬に調整が入る仕組みは存在します。
なお、イーサリアムクラシック(ETC)には、500万ブロックごとに20%減となる『減少期』が存在します。
『ベーシックアテンショントークン(BAT)』にも半減期がありません
公開時に発行上限までの通貨が発行されているため、新規発行という概念が無いからです。
なお、BATはWeb3.0関連銘柄の一つであり、2021年後半から注目されています。
また、BraveというブラウザとbitFlyerの口座を使い、無料でBATをもらい続ける方法も存在します。興味のある方は、以下の記事をご参照ください。
【完全無料】Braveブラウザを利用しタダでBATをもらい続ける手順
『ビットコインキャッシュ(BCH)』の半減期
回数 | 半減期 | 新規発行量 |
---|---|---|
1回目 | 2020年4月 | 6.25BCH |
2回目 | 2024年4月 | 3.125BCH |
なお、ビットコインキャッシュの2020年4月の半減期は、価格上昇に影響を与えない結果でした。
『ライトコイン(LTC)』の半減期
回数 | 半減期 | 新規発行量 |
---|---|---|
1回目 | 2015年8月 | 25LTC |
2回目 | 2019年8月 | 12.5LTC |
3回目 | 2023年8月 | 6.25LTC |
『ネム(XEM)』には半減期がありません
公開時に発行上限までの通貨が発行されているため、新規発行という概念が無いからです。
『リスク(LSK)』の半減期 ※厳密には減少期です【2020年で終了】
リスクの減少期は2020年に終了しました。
回数 | 半減期 | 新規発行量 |
---|---|---|
1回目 | 2017年11月 | 4LSK |
2回目 | 2018年11月 | 3LSK |
3回目 | 2019年10月 | 2LSK |
4回目 | 2020年10月 | 1LSK |
リスクの減少期は、4回目が最後です。以降は1LSKにて固定となります。
追記:2020年12月
私も、最後の減少期(2020年10月)に向けてLSKを仕込みました。→結果は微損に終わりました。
『モナーコイン(MONA)』の次の半減期は?
回数 | 半減期 | 新規発行量 |
---|---|---|
1回目 | 2017年7月 | 25MONA |
2回目 | 2020年9月 | 12.5MONA |
3回目 | 2023年10月 | 6.25MONA |
こんな感じ。私も2020年9月の2回目に向けて仕込み中です。
追記:2020年12月
結果、MONAコインは半減期前にジワジワ上昇していってくれました。なので、かなり利益とれました。
『クアンタム(QTUM)』の半減期は?
回数 | 半減期 | 新規発行量 |
---|---|---|
1回目 | 2021年12月 | 0.5QTUM |
2回目 | 2025年12月 | 0.25QTUM |
3回目 | 2029年12月 | 0.125QTUM |
2016年12月に誕生し、国内取引所では2020年にコインチェック、bitFlyer、GMOコインへ上場された仮想通貨。
QTUM公式のツイートのとおり、初の半減期が2021年12月2日に終了しました。
Check out the Nov #Qtum Community & Development Updates. It has been a busy month! https://t.co/09XohqaYC0
— Qtum (@qtum) December 3, 2021
値動きとしては半減期の2ヶ月くらい前から上げて、半減期終了後に急落という感じでした。
QTUMの次の半減期は、2025年の予定となります。
『トロン(TRX)』には半減期がありません
2017年8月に誕生し、国内取引所では2021年にBitpointおよびHuobi Japanへ上場された仮想通貨。
このTRXには、そもそも半減期という概念がありません。
【まとめ】半減期の数ヶ月前に仕込むと面白い
記事は以上です。最後に2022年以降の半減期をまとめておきます。
- ビットコイン:2024年5月
- ビットコインキャッシュ:2024年4月
- ライトコイン:2023年8月
- モナーコイン:2023年10月
- クアンタム:2025年12月
仮想通貨投資をされている方でしたら、半減期が訪れるコインを数ヶ月前から、仕込んでおくと面白いかもしれません。
歴史的に見て、半減期の1〜3ヶ月前に価格が上昇する蓋然性が高いからです。
また、もし手数料が安くお得な特典も多いBybitへの登録がまだの場合、次の半減期に向けて準備しておくと吉でしょう。
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